2011年4月25日月曜日

映画「ミツバチの羽音と地球の回転」☆希望をリアルにみつけて、生きのびるために



「希望」をみつけることが今、私達に必要でしょう!
リアルに何が起こっているかを、はっきりと眼を開いて見て、
そして「希望」を描き、これをキープすること。


ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」を、先日私も見てきました!
鎌仲ひとみ監督は、自然エネルギーの先進地スウェーデンと、
山口県・祝島で原発建設反対運動をしながら、
地場産業・農漁業の自立を模索する方々の様子を軸として、
「今、何が起こりつつあるのか?」を伝えています。

今回はこの映画「ミツバチの羽音と地球の回転」について、ご紹介させて下さい。



スウェーデンで再生可能エネルギーを使って、持続可能な自治体になると宣言した町オーバートオーネオは、
スウェーデンでも最北にあり、
最も失業率が高く、平均収入も国内最低だった。
実際かつては、ものすごく憂鬱な雰囲気に包まれていたという。


そんなオーバートオーネオが、村人達の建てた風車で発電し、
地域暖房センターを作り、木屑で温めた温水から220軒の家に暖房を提供し、
さらに牛舎から出るし尿からメタンガスを生産して、
電気や熱を取り出そうとしている。


山口県・祝島では、無農薬でビワを栽培し、
特産のヒジキや海藻をインターネット販売して、
その土地の資源(リソース)を活かして自立しようと、頑張っている。



「5%の人間が、本気で変えようと行動すれば良いのです。
5%が本気になれば、
それに影響されて沢山の人達が動く。」

ーーオーバートオーネオで村の変化の中心になった、地域コーディネーターのトルビョーン・ラーティ氏は、
鎌仲監督にこう語ったそうです。

私も、その通りとおもいます。
まずは自分から、「5%」になってみよう!!


福島第1原発事故が起こって、
日本の社会がとても巨大なリスク・危険性を背負いながら、
今日の経済活動を作っているということが、
あきらかになりました。


「では、どこに希望を見出せるのか??」
地に足のついたリアルな眼で、この映画は「希望」を探す手がかりを与えてくれるでしょう!!


●上映会システムも、しっかり作られています
「ミツバチの羽音と地球の回転」は、身近な場所で自主上映会できるシステムがしっかり作られているのも、
素晴らしいです。

映画の予告編はYoutubeでご覧になれます
http://www.youtube.com/watch?v=Er-F8CiVtLo


詳しい「自主上映会の手引き」は、公式HPで案内されてます
http://888earth.net/guidance.html


まずは1回、「ミツバチの羽音と地球の回転」をご覧になるのを、お薦めします!
http://888earth.net/index.html



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